実は簡単⁈ ファーヤーンでフワモコあみぐるみ
手触りの良い ファーヤーンは
触っているだけで癒されます。
各社から出ている毛足の長いファーヤーンは
すぐ廃盤になったり、
また翌年新しいものがでたり。
編みやすい
編みにくいがあります。
買っても編みにくくて押し入れにしまいっぱなしのも…。
それでも、編みやすい糸にめぐり逢い
やさしい手触りに ほっこりするとき
本当に幸せになります。
この記事をお読みくださっているあなたが
普通のあみぐるみが作れるなら、意外と簡単かもしれません。
ファー毛糸で試し編みしてみましょう
入手しやすいファー毛糸で
いつものあみぐるみの頭を編むように丸を編んでみましょう。
それが出来るなら、
あとはいつもの、あみぐるみのプロセスで作れます。
中級者向けです
かんたんな解説になります。
あみぐるみを自分で作ったことがある、
本を見たりすれば大体分かる方向けです。
材料
ファーヤーン(頭、胴体用)1玉(足りないかも、と心配な場合は2玉)
並太(手足用)1玉未満
中細毛糸(輪の作り目で引き揃え、組み立て)少々
目玉ボタン 8ミリ 2個 (それ以外のサイズでも表情が変わってかわいいかも)
ボタン 4個 (手足ジョイント用)
手芸綿
フェルト白 (鼻、口元)
羊毛(茶色) 鼻と口を描きます。刺繍でもOK。
羊毛フェルト(ピンク)
手縫い糸(目玉や手足をとめるのに使用)
私はこの糸で目玉ボタン付けてます。
目玉ボタンをつけるときは
ぬいぐるみ用の長い針を あみぐるみの頭のサイズに合わせて長さを選んで使用してます。
長すぎても使いにくい。
作り方
細編みで編んでます。
頭を編む
自分の編み図は段数と目数のメモをノートに書いたものです。
ファーヤーンで輪の作り目が上手く引き締まらないときは
中細毛糸(同系色)で引き揃えて輪の作り目を作り、
引っ張って引き締めます。
ファーヤーン、 かぎ針5/0号。
段
1 6目
2 12目
3 18目
4 24目
5 30目
6~8 増減なし
9 24目
10 18目
11 12目
毛足が裏側にたくさん出るので
ひっくり返して裏面のモフモフを外側とする。
編み始めの糸は毛糸針で中にしまう。
10段目くらいで
「この先ひっくり返すのは難しい」というくらい返し口が小さくなりそうなら
最終段の前にひっくり返し
続きの段を編む。
胴体を編む
ファーヤーン、 かぎ針5/0号。
段
1 6目
2 12目
3 18目
4~8 増減なし
9 12目
胴の長さをみて、足りないようなら、あと数段長くする。
お洋服着せる場合はあまりモフモフしなくてもいいのでひっくり返さない。
今回はおモフモフ胴体にするためひっくり返しました。
頭と胴体を繋げる
頭と胴体に手芸綿を詰めて
巻きかがりでつなげます。
全部綴じる前に、隙間から追い綿を入れて
綴じます。
キノコ型になりました。
足を編む
並太毛糸。かぎ針5/0号。
段
1 6目
2 12目
3 (細編み4回、増目)×3 で 15目
4 6目 細編み3目一度 6目 で この段13目
5 増減なし
6 5目 細編み3目一度 5目 でこの段11目
7~10 増減なし
※ ここまで編んで
胴体にあててみてください。
ゲージ、手加減、糸をもし並太毛糸ではなく中細2本どりなどにした場合など
長さがちがってくるので
「足が短いな…」と思ったら
あと数段、3段とか 足して編んでみましょう。
腕 を編む
並太毛糸。かぎ針5/0号。
段
1 4目
2 8目
3 ~11 増減なし
※ 腕を胴体にあててみてください。
足の時と同じで
「もう少し長いほうがいい」と思ったらちょうどいいと思う長さまで
数段足して編みましょう。
口元パーツをフェルトで作る
白フェルトを 直径3.8センチ
円にカットして周りを手縫いでぐし縫い、
綿を入れて丸く絞ります。
羊毛(茶色) (私は100均で買いました)
これも100均で買ったニードルで
鼻と口をサクサクして付けます。
本当は羊毛は繊維の短いものが、一筋とか繊維が飛び出さず
いい感じにできるらしいです。
刺繍でつけても良いです。
鼻だけ羊毛フェルト、口元だけ刺繍(フライステッチなど)も可愛いと思います。
口元のラインは羊毛をこよりのようにあらかじめ線のようにして
サクサクして付けます。
※通常の羊毛フェルトの場合とは違いますが
私はカーブの途中を仮止めとしてサクサクします。
耳パーツを編む
ファーヤーン、 かぎ針5/0号。
段
1 4目
2 8目
3~4 増減なし
※増減なし部分の長さは 頭にあててみてバランスの良いところにします。
★羊毛フェルト ピンクでサクサクします。(無くてもよいです)
組み立てる
鼻・口元パーツを付ける
待ち針で仮止めして手縫い糸と針で縫い付けていきます。
【ポイント】ひと針、ふた針ごとに、曲がってきてないか確認しながら縫い付けます。
目ボタンを付ける
待ち針で目の位置を仮で確認して位置を決めます。
ぬいぐるみ用の針と糸が使いやすいです。
耳を付ける
待ち針で位置を仮どめして、確認してから付けます。
手足をボタンジョイントで付ける
ぬいぐるみ用の長い針がお勧め。
糸は胴体を3往復してさらに長い針で玉止めできるくらいの長さ
思ったより長めです。
作業中糸が絡んだりゆるんだりしてないか、
ひと作業ずつ作確認して作りましょう。
注意ポイント
100均のファー糸は編みにくい場合があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
普通のあみぐるみと変わらないな、思ったり、
選んだファー毛糸が最初あみずらいな、と思ったり感想いろいろかもしれません。
ファー毛糸でフワモコあみぐるみは
決して手の届かない遠いものではありません。
あみぐるみちゃんは
あなたに編んで誕生させてもらうのを待っているかもしれません。
もしやってみたいな、と思われましたら、
ぜひ、お試しください。